日本中学校体育連盟(日本中体連)は8日、全国中学校体育大会(全中)の規模縮小のため、水泳や体操などを2027年度から実施しないと発表した。日本中体連の区分に沿えば実施19競技のうち9競技を取りやめる、抜本的な改革となる。外れる競技の統括団体は新たな全国大会創設や既存の大会への一本化など、対応を進める見通し。公立中学校の運動部活動の「地域移行」も含め、子どもたちがスポーツに親しむ環境は大きく変わりそうだ。
【関連記事】
全中規模縮小 生徒の意欲低下危惧 島根の関係者、負担軽減理解も
少子化への対応や教員の負担軽減の観点から、在り方の見直しを進めていた。他に実施されなくなるのはハンドボール、新体操、...