1964年と今年5月の東京五輪聖火リレーに使われたトーチ=松江市殿町、松江歴史館
1964年と今年5月の東京五輪聖火リレーに使われたトーチ=松江市殿町、松江歴史館

 東京五輪開幕まで2週間を切った10日、松江市殿町の松江歴史館で1964年、2020両大会の聖火リレーで使われたトーチの展示企画が始まった。8月29日まで。観覧無料。

 1964年に開催された東京五輪のリレーで島根県内を回ったトーチ1本と、今年5月に奥出雲町内で使われた1本、県の展示用1本。いずれも長さは63~71センチ、重さ1・2キロとなっている。

 奥出雲町内の走者が着用したユニホームと、パラリンピックのトーチ1本も並ぶ。

 東京五輪の開幕が迫る中、地方で五輪に触れる機会を設けようと歴史館が企画。木村吉輝支配人(32)は「新旧両方のトーチを一緒に見られる機会は少ないと思う」と話した。

 東京五輪の開会式がある23日と、閉会式の8月8日はトーチを持って記念撮影ができる。予約が必要。

 開館は午前9時~午後5時。月曜休館で8月9日は開館し、翌10日に休館する。

 問い合わせは松江歴史館、電話0852(32)1607。 (広木優弥)