市川海老蔵
市川海老蔵

 歌舞伎役者・市川海老蔵が企画する全国公演「市川海老蔵 古典への誘い」(山陰中央新報社、かばはうすホールディングスなど主催)が9月26日午後2時から、松江市殿町の島根県民会館で開かれる。前売り券は15日から一般発売する。

 演目は、通し狂言 命懸歌舞伎ノ道筋(いのちがけかぶきのみちすじ)「三升先代萩(みますせんだいはぎ)」。江戸時代の仙台藩であった「伊達騒動」に由来する作品で、我が子を犠牲に忠義を尽くす乳人(めのと)の政岡、歌舞伎の様式美と荒事で魅せる荒獅子男之助など六役を海老蔵が早替わりで務める。他の出演は市川右團次、市川九團次、大谷廣松ほか。

 前売り券は一等席1万2千円、二等席9千円(全席指定、税込み)。山陰中央新報社事業部、島根県民会館チケットコーナーほか主要プレイガイドで販売する。公演は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じる。

 問い合わせは山陰中央新報社事業部、電話0852(32)3415=平日午前10時~午後5時。TSKさんいん中央テレビ、電話0852(20)8888=平日午前9時半~午後5時半。