試合形式の練習をする大社の選手たち=兵庫県伊丹市、伊丹スポーツセンター野球場
試合形式の練習をする大社の選手たち=兵庫県伊丹市、伊丹スポーツセンター野球場

 第106回全国高校野球選手権大会で1回戦を突破した大社の選手たちが14日、15日の2回戦・創成館(長崎)戦に向け、兵庫県伊丹市内で最終調整をした。試合形式の練習やノックなどで約2時間汗を流し、石原勇翔主将は「選手たちの気持ちは高まっている。全力を出し切って戦いたい」と意気込んだ。

 練習は午後4時にスタート。試合形式の練習では、走者の位置やカウントなどに応じたバッティングを再確認し、グラウンドには「いい進塁打」や「ナイスランナー」といった声が響いた。石飛文太監督は「滞在期間が長くなり、スタッフを含めチームの団結力が高まっている。全身全霊を傾け、試合に臨みたい」と話した。
 (小豆沢颯太)