2021年度の最低賃金(最賃)協議が14日決着し、全国平均の引き上げ幅が28円と過去最大となった。新型コロナウイルス禍で雇用維持を理由に事実上据え置いた20年度から結論は一転。待遇改善を願う労働者は一歩前進と受け止めるが、雇用主の負担増に「職を失うかも」と不安も漂う。...