協定を締結した杉原勉院長（左）と小谷祥史署長＝安来市安来町、安来第一病院
【安来】安来第一病院などを運営する社会医療法人・昌林会（安来市安来町）と安来署がこのほど、安心安全な安来市を実現するための協定を締結した。地域に暮らす市民が安心して暮らせる社会を目指し、昌林会の職員が見守りなどに取り組む。
職員がデイサービスといった施設利用者の送迎時に子どもたちや高齢者の見守りを実施し、活動が分かるように所有車両約７０台に縦３０センチ、横５０センチの楕円（だえん）形のステッカーを貼る。事件や事故が発生した際、同署に防犯カメラやドライブレコーダーの記録の閲覧、提供も行う。
協定書に押印した安来署の小谷祥史署長は「地域の皆さんの助けが必要」と呼びかけ、安来第一病院の杉原勉院長（４７）は「市内に出向くことがある職員一人一人が、安心して暮らせる安来のために取り組む」とあいさつした。（狩野樹理）
