自民党の竹下亘衆院議員の政界引退表明を受けた島根2区の後継候補について、党島根県連の選挙対策本部(本部長・絲原徳康県連幹事長)が17日、複数の党員が推薦人となることを条件に、公募する方針を決めた。20日に応募要領を正式に決める。

 会議は非公開で、県議9人が出席。終了後取材に応じた絲原幹事長は、候補は県内在住に限らないとした上で「地域に精通している人」などを想定していると説明。推薦人は県連の地域支部幹部や、県議、国会議員らが望ましいとの見方を示した。

 今後は、複数の応募があった場合の選考手続きが焦点となる。絲原幹事長は最終決定する県連の選挙対策委員会での議論を前に「ある程度の方向性は選対本部で決めたい」と述べた。 (原田准吏)