秋の交通安全運動(21~30日)を前に、大田市の大田町交通安全協会連合会が19日、ドライバーに向けた子どもの飛び出し注意看板34基を横断歩道近辺に設置した。
看板は高さ140センチで、勢いよく道路に飛び出す子どもの絵が描かれている。信号機のない横断歩道や押しボタン式信号機がある横断歩道の周辺に設置することで、ドライバーに注意を促す。
町内の大田まちづくりセンターで開いた設置・出発式には関係者10人が出席。月森和弘会長(78)は「運転手にはいま一度、交通安全への意識を高めてもらい、子どもの事故防止につなげたい」と強調した。大田署交通課の松本雅史課長は「看板は一定の効果がある。警察としても横断歩行者の保護に取り組む」と話した。(勝部浩文)