過去最多9人の候補が乱立した自民党総裁選が最終盤を迎えた。報道各社の情勢調査で石破茂元幹事長(衆院鳥取1区)ら上位3人が熾烈(しれつ)な戦いを展開。確実視される上位2人による決選投票への生き残りをかけ、石破陣営は1回目の投票で「地方票トップと国会議員票トップクラス」を目標に掲げる。悲願の勝利に向け、決選投票を見据えた国会議員票の上積みが焦点になって...