住み慣れた自宅での療養を望むがん患者には、訪問診療や看護、リハビリ、栄養指導など多職種によるケアが欠かせない。がんの痛みや苦しみがあれば和らげることも必要だ。出雲圏域では基幹病院とかかりつけ医、薬局などが連携し、医療用麻薬の注射など入院時と同等のケアを提供する取り組みを10年前に始めた。

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