がん患者への緩和ケアは診断時に始まり、年齢や病気の進行度にかかわらず全ての患者に提供される。終末期は患者や家族の意向に応じて在宅療養に移行し、適切なケアを受けて過ごせる「選択肢」が欠かせない。島根県は2024年度からの新たながん対策推進計画で在宅緩和ケアの推進を掲げる。出雲圏域では10年前から体制整備が進む...