ドライバーに啓発グッズを手渡す園児ら=雲南市三刀屋町伊萱
ドライバーに啓発グッズを手渡す園児ら=雲南市三刀屋町伊萱

 警察官の制服を着た園児らが26日、雲南市三刀屋町伊萱でドライバーにチラシやグッズを配り、安全運転を呼びかけた。

 秋の全国交通安全運動の一環で実施した。雲南市三刀屋町給下の三刀屋こども園の園児や地域住民、雲南署からキラリ推進隊を委嘱された登城グループ「お城の達人」(前原和代代表)のメンバーら約30人が参加した。

 道路沿いの駐車スペースに車を誘導し、ドライバーに横断歩道手前での減速や早めのライト点灯を呼びかけるチラシや、反射材が入った袋を配布した。園児は手渡す際に「気を付けて運転してね」などと伝え、ドライバーは笑顔で受け取っていた。

 約100人に配り終えると、甲冑(かっちゅう)を身に着けたお城の達人の合図で勝ちどきを上げた。参加した三刀屋こども園の石飛香奈ちゃん(6)は「制服を着ることができてうれしかった。楽しく配ることができた」と笑顔で話した。(山本泰平)