裸一貫で起業し、日本電産を世界トップのモーター会社に育てた永守重信会長(76)がCEO(最高経営責任者)の座を6月22日の定時株主総会後、関潤社長に譲った。永守氏が同社を1973年に創業以来、執行のトップが48年ぶりに交代した。 総会後に記者会見した永守氏はこう語った。「(CEOの座から離れることに)葛藤はあったが、寂しさを断ち切った。後継に渡さないと会社はこれ以上伸びない...
【今週の視点論点】日本電産の永守重信会長は「松下幸之助」を超えられるか ジャーナリスト 井上久男
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