白くつやつやと輝くホタテの貝柱がコンベヤーいっぱいに並ぶ。食欲をそそる匂いが広がる。北海道猿払村のオホーツク海に面した加工場で、ベトナム人従業員らが貝柱の周りの部分を取っている。それを見守っていた猿払村漁業協同組合代表理事組合長の沖野平昭(66)が「よう、元気か」と声をかけた。
人口約2600人の猿払村は全国有数のホタテの漁獲量を誇る。今では安定的な生産を続けているが、乱獲によりホタテが海から姿を消した時代もあった。沖野は「紆余(うよ)曲折があった。海に...
白くつやつやと輝くホタテの貝柱がコンベヤーいっぱいに並ぶ。食欲をそそる匂いが広がる。北海道猿払村のオホーツク海に面した加工場で、ベトナム人従業員らが貝柱の周りの部分を取っている。それを見守っていた猿払村漁業協同組合代表理事組合長の沖野平昭(66)が「よう、元気か」と声をかけた。
人口約2600人の猿払村は全国有数のホタテの漁獲量を誇る。今では安定的な生産を続けているが、乱獲によりホタテが海から姿を消した時代もあった。沖野は「紆余(うよ)曲折があった。海に...
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