【64】  第三章 相国墜つ(四)  知盛の拳の先にいるのは、木剣を握った長男知(とも)章(あきら)。年が明けて齢(よわい)十三となっている。この一年でぐんぐんと背が伸び、五尺四寸を超えた。 ...