東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日、新たに東京・晴海の選手村滞在の海外選手1人を含む9人の大会関係者が新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表した。国内在住者のボランティア1人が含まれ、1日以降でボランティアの陽性確認は初めて。組織委によると、岩手県内で報告された。
組織委の高谷正哲スポークスパーソンは記者会見で、陽性の海外選手は、チェコ・オリンピック委員会が19日に発表したビーチバレー男子選手だと認めた。出場可否について「陽性で隔離されている間は試合に出場することはできない」と説明。同オリンピック委のコロナ対策責任者や保健当局との協議を踏まえ、隔離施設から出る時期などが決まるとの見通しを示した。
事前合宿で来日した選手らを除く大会関連の陽性者は、1日以降計67人となった。











