相手の最後の打者が三振でゲームセットとなった瞬間、一塁側スタンドに陣取った大田二の保護者ら約30人は、コロナ対応で控えめではあったが、手を叩いて生徒たちの快挙を喜んだ。

 初回に本塁打を放った知野見蒼太主将の父・龍大さん(45)は「家でも熱心に素振りをしていた。努力が実を結んだ」と感無量の様子。五回に試合を決定付ける右越え三塁打を放った大谷海心選手の父・元貴さん(39)も「見ていて心強かった」とねぎらった。

 準決勝、決勝の2試合はいずれも2桁得点での勝利で、勝部友悠投手の父・哲さん(58)は「これまでの試合では、ひやりとする場面もあったけど、決勝戦は堂々と投げた」と目を細めた。

 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大会が中止となっただけに、保護者会長の山崎寿典さん(47)は「先輩たちの思いを受け継いで、中国大会でも頑張ってほしい」と激励した。