旧JR三江線で運行されていた列車とツリーをイメージしたイルミネーション=島根県美郷町都賀本郷、旧石見都賀駅
旧JR三江線で運行されていた列車とツリーをイメージしたイルミネーション=島根県美郷町都賀本郷、旧石見都賀駅

 旧JR三江線の石見都賀駅(島根県美郷町都賀本郷)で、運行されていたワンマン列車をイメージしたイルミネーションが輝いている。2025年1月11日まで、毎日午後5~10時に点灯する。

 イルミネーションは長さ16メートル、高さ4メートルで2018年3月末で廃線となるまでJR三江線で運行されていた列車と同じ大きさ。

 地元の都賀本郷連合自治会が2年前から、約1万球の発光ダイオード(LED)電球で飾り付けている。今年はクリスマスツリーのイルミネーションを追加した。

 日が暮れると、車体に赤と青の線が入った列車をメインに、駅周辺の雑草を食べて景観維持に一役買っているヤギ、ツリーをかたどったイルミネーションが駅に浮かび上がった。

 同連合自治会の田辺裕彦会長(66)は「イルミネーションが冬の風物詩として認知されてきた。地域を明るく盛り上げたい」と話した。(佐伯学)