プロ野球を代表する左腕として日米通算165勝を挙げ、2024年シーズン限りで引退した和田毅さん(43)が、出身地の出雲市で山陰中央新報社の取材に応じた。ダイエー、ソフトバンクの黄金期を支え、新人王、2度の最多勝、MVP(最優秀選手)など輝かしい記録を残し、大リーグにも挑戦した22年間を振り返り、これからの夢についても熱く語った。 (聞き手は出雲総局・佐野卓矢)  ー22年間、お疲れさまでした。振り返って、どのようなプロ人生でしたか。  「自分としては、悔いのない野球人生を歩んできたと自信を持って言えます。来年やれと言われても絶対に...