「からだがよわくても、ちえがおくれていても、どんな子どもでも、みんなおなじ人間。うつくしい心をもった人間や。そして、ぼくのともだちや。」

 知的障害者施設経営者の子どもで小学3年生の「ぼく」は、知的障害のある...