自ら命を絶った人の遺族でつくる自助グループ「しまね分かち合いの会・虹」が3月1日午後1時から4時、雲南市木次町里方のチェリヴァホールで「しまね自死遺族フォーラム」を開く。入場無料で、誰でも参加できる。
島根県飯南町出身の詩人・里みちこさんが「言葉の力で新たな世界~いのちの四季の物語~」と題して講演。里さんは、筆文字の詩を読みながら自身の思いを語る「詩がたり」という独自の講演を各地で行い、遺族たちへのメッセージを詩に表現し共感を得ている。
また、フォーラムなどで弾き語りを続けるフォークシンガーの木下徹さんによるミニコンサートがあり、午後3時からは体験発表、会場との意見交換がある。
同会は、3月の自死対策強化月間に合わせて、遺族の思いを伝える入場無料のパネル展も県内3市で実施。2月25日~3月6日は雲南市役所(木次町里方)、10~21日は出雲市役所(今市町)、26日~4月4日は益田市役所(常盤町)で展示する。
問い合わせはしまね分かち合いの会・虹、電話090(4692)5960。