島根県観光連盟が制作した「115文字の、ご縁の言葉」=松江市殿町、県庁
島根県観光連盟が制作した「115文字の、ご縁の言葉」=松江市殿町、県庁

 島根県観光連盟(松江市殿町)が全国から縁にまつわる言葉を集めた本「115文字の、ご縁の言葉」を初めて発行した。

 11月5日は「いいご縁」の語呂合わせで、縁結びの日と制定された。同連盟では2024年11月5日~12月5日に「いいご縁の日プロジェクト」の一環として、多くの人に縁を身近に感じてもらおうと、全国から縁にまつわる115文字の言葉を募集した。海外から応募もあり計184件のメッセージが届いた。

 出雲大社にお参りした翌日、会社の採用の連絡があったと感謝を伝える言葉や、病気で人生を呪ったこともあったが、人の優しさを知ったと、前向きな言葉を寄せた人もいた。

 本はB5サイズ、186ページ。出雲大社で26日、「出雲の日」の祈願祭があり、奉納された。

 企画をした同連盟総務企画課の岡寿典さん(39)は「イベントを通じて縁に対する思いを多くの人に感じてほしい」と話した。(林李奈)