2025年度予算案が衆院予算委員会で実質審議入りした。自民、公明両党が過半数割れした少数与党の政治状況は、野党から見れば国会運営の主導権を奪う好機である。形骸化が叫ばれる審議を活性化するため、政府与党だけではなく野党各党も姿勢が問われる。

 特に野党第1党...