学校賞に小中学校10校

 「現場へGO!」をキャッチフレーズに行った第13回しまね小中学生新聞コンクールには、小学校119校、中学校34校から合わせて5038点の手作り新聞が寄せられました。優秀な成績を収めた学校に贈る「学校賞」は、小学校4校、中学校6校に決定しました。受賞校の声と、3年連続で受賞した大田市立大田西中学校の取り組みを紹介します。
 

大田西中3年連続受賞 考えまとめ伝える力育む

 大田市立大田西中学校(大田市仁摩町仁万)は、3年連続5度目となる学校賞受賞です。毎年、全校生徒がコンクールに応募しており、新聞を活用した授業や取り組みが学校の伝統になっています。

 新聞作りは、総合学習の時間で行います。1年生は地元の世界遺産・石見銀山遺跡を題材にした銀山学習、2年生は京都への修学旅行、3年生は地域での職業体験がテーマ。一人一人が、通年で学んだことや興味を持ったことに焦点を当て、体験や調べ学習の成果を新聞にまとめています。

 2年連続で佳作に入った3年生の松浦由奈さん(...