「第13回しまね小中学生新聞コンクール」(山陰中央新報社主催、山陰中央新報会共催、イオンリテール協賛)の優秀作品の展示が14日、松江市東朝日町のイオン松江店で始まった。小中学生が身近な疑問や地域の出来事を題材に作った個性豊かな180点が訪れた人の関心を集めている。4月6日まで。
コンクールは思考力や表現力を磨き、思いを発信してもらおうと毎年開催する。今回は「現場へGO!」をテーマに153校から5038点の応募があった。
学年別に最優秀、優秀、優良の入賞作3点と、入選17点を展示した。戦争遺跡を歩いて調べた作品や、マグロの解体に密着した作品など疑問や興味から始まり、実際に現地を訪れ、感じたことをまとめた力作が並び、好奇心や探究心が伝わる。
修学旅行先の京都や奈良の魅力をまとめた新聞に関心を寄せた松江南高3年の福間誠也さん(18)は「個性ある題材が興味深かった。Q&Aなど工夫し、分かりやすくまとめてあった」と話した。
作品展はイオンスタイル出雲(出雲市渡橋町)で4月8日~5月6日、イオン益田店(益田市乙吉町)で5月8日~6月1日に開く。(黒崎真依)