鳥取県教育委員会は24日、遺失物横領容疑で摘発された県立倉吉養護学校の男性教諭(28)を停職1カ月の懲戒処分にした。男性教諭は同日付で依願退職した。
県教委によると、男性は9月24日夜、同県東伯郡内のコンニビエンスストアに立ち寄った際、店内に置き忘れてあった他人の財布を持ち去り、中にあった現金3千円を横領した。
被害届で事件を認知し、防犯カメラから男性を割り出した琴浦大山署の調べを受けて書類送検され、起訴猶予処分になった。男性は「財布の中にどれくらいあるか、気になった」と話し、反省しているという。
県教委の横山順一次長は「教職員にあるまじき事態で、心からおわびする」と述べ、頭を下げた。
(桝井映志)













