「俳句」7月号からの連載「兜太の比喩表現」で、俳文学者の堀切実は俳句を「イメージ」の詩と位置づけた。イメージとは〈梅咲いて庭中に青鮫が来ている〉(金子兜太)のように、現実と非現実が交錯し生ま...