石破茂首相が、米政権の関税措置を巡るトランプ大統領との7日の電話会談で、関税に加え、補助金や規制といった「非関税障壁」、投資、エネルギー分野を含めた協議を提案していたことが分かった。日本政府関係者が11日明らかにした。対米協議担当の赤沢亮正経済再生担当相は17日にもベセント財務長官との交渉に臨む。首相の提案を踏まえ規制緩和や対米投資を含めた包括的な協議になる見通し。米側が防衛費増を要求する可能性もあり、交渉難航が予想される。

 

 首相の提案は、米政権が問題視する...