水俣病の公式確認から5月1日で69年となるのに合わせ、浅尾慶一郎環境相と被害者団体との懇談が4月30日から2日間の日程で、熊本県水俣市内で行われた。環境省職員による1年前の発言遮断問題を受けた異例の対応だったが、患者認定制度の見直しなど団体側の要望には事実上のゼロ回答で、被害者側の不満が募る結果となった。1日...