伯州綿を材料にしたにオーダーシャツに見入る男性=境港市浜ノ町、島根銀行境支店
伯州綿を材料にしたにオーダーシャツに見入る男性=境港市浜ノ町、島根銀行境支店

 【境港】境港市が特産化を目指す伯州綿をテーマにした展示会が島根銀行境支店(浜ノ町)で始まった。地元の職人が手掛ける独特の風合いを持つ伯州綿製のシャツやマスクなどが並び、来場者の目を楽しませている。31日までで土、日曜、祝日は休み。

 伯州綿は弾力性と保温性に優れ、江戸時代に弓浜半島で盛んに栽培された。明治以降は安価な輸入綿に押され栽培は下火になり、市が2008年から地域資源の継承に向け産地復活に取り組む。

 会場には、市内に住む仲里心平さんが手掛ける伯州綿のオーダーシャツや、市内の「ひまわり工房」が作る伯州綿のマスクやマスクケースなど約15点を展示。伯州綿の実物や歴史を伝える模造紙も並び、来場者が興味深そうに見入る。

 展示会を企画した境支店の融資担当・市場諒祐さん(27)は「地元の方々に伯州綿について深く知ってもらえるきっかけになればうれしい」と話した。(園慎太郎)