出雲市姫原4丁目、島根県立中央病院で14日、看護の日イベントがあり、来院者が看護師と交流を深めた。
ナイチンゲールの誕生日の12日が「看護の日」と定められ、看護師の仕事に理解を深めてもらおうと、同病院が毎年5月中旬に開いている。
看護師らスタッフ25人が同病院のホールにブースを設けた。妊婦や産後の女性がリラックスしてもらえるように実施しているアロマスプレー作りを体験。治療中の外見の変化に対応するケア体験やドクターヘリに乗るフライトナースの話を聞けるコーナーなども設けられた。
骨密度を無料で調べられるサービスもあり、来院者が機械に素足を入れて測定。数値が出ると、スタッフから同じ年代の平均値などが示され、アドバイスを受けていた。
参加した出雲市大社町中荒木の中山睦子さん(71)は「めったにない機会なので、来てとてもよかった」と話した。(佐野卓矢)