ショーの後にフクロウを腕に乗せる来園者=松江市大垣町、松江フォーゲルパーク
ショーの後にフクロウを腕に乗せる来園者=松江市大垣町、松江フォーゲルパーク

 夜の鳥や花を楽しんでもらおうと、松江市大垣町の松江フォーゲルパークで13日、イベント「盆夜祭」が始まった。通常は午後5時半の閉園時間が同9時まで延長され、家族連れらがナイトフクロウショーや屋台を楽しんだ。15日まで。

 新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催。「動かない鳥」として知られるハシビロコウが眠る姿、植物の葉の緑色が濃くなった様子など、夜ならではの園の雰囲気を楽しめる。ステージではバルーンアートや太鼓演奏がある。

 午後7時からあったナイトフクロウショーでは、翼を広げると約150センチになるクロワシミミズクなど3種類の鳥が観覧者の近くを飛び、歓声が上がった。

 家族で訪れた乃木小1年の池田陽輝君(6)は「フクロウが頭の上を飛ぶのが楽しかった」と話し、弟の裕音ちゃん(4)は「触るとふわふわだった」と声を弾ませた。   (片山皓平)