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松江、鳥取両地方気象台によると、西日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で大気が不安定な状態が続き、山陰両県は１５日未明にかけて局地的に激しい雨が降る見込みという。前線が南に移り、昼前以降に雨脚は弱まる予想だが、土砂災害への警戒を呼び掛ける。
島根県東部、西部では１５日にかけて多い所で１時間に４０ミリの激しい雨が降り、隠岐では２０ミリの雨が降る見込み。１５日午後６時までの２４時間降水量は東、西部でそれぞれ１２０ミリ、隠岐で５０ミリに達するという。
鳥取県は１５日にかけて多い所で１時間に３０ミリが降り、１５日午後６時までの２４時間降水量は１２０ミリとなる見込み。
両気象台は雨量が増えていることを踏まえ、河川の増水や土砂災害を一層警戒し、早めの避難を含めた身の安全確保を呼び掛ける。 （片山皓平）
