涼しげなスタイルになった「つきみ」=米子市岡成、大山トム・ソーヤ牧場
涼しげなスタイルになった「つきみ」=米子市岡成、大山トム・ソーヤ牧場

 南米原産でラクダ科の動物、アルパカの毛刈りが19日、米子市岡成の大山トム・ソーヤ牧場であった。顔周りの毛だけを残したトイプードル風スタイルに変身し、夏に備えた。

 暑さに弱いアルパカの熱中症対策で、年に1回行う。4頭のうち、3歳雌の「つきみ」と父親で8歳雄の「あられ」を刈った。

 目隠しをされて横になったつきみを職員5人で押さえながら、バリカンで約1時間かけて作業した。1年で伸びた10~15センチの毛を5ミリ程度まで刈り、涼しげな風貌に変身した。

 マネジャーの山内悠太さん(25)は「短くなったこの時期だけの肌触り。ぜひ触りに来てほしい」と呼びかけた。
 (藤本みのり)