夏の甲子園出場を懸けた第107回全国高校野球選手権島根大会が7月10日、開幕する。昨年より1チーム少ない37チームが出場し、松江市営野球場と江津市民球場を会場に熱い戦いを繰り広げる。春の県大会上位4校でシード校となった矢上、大社、開星、三刀屋が入るゾーンごとに注目選手を交えて展望する。

【Bゾーン展望】春の雪辱期す島根中央 三刀屋は矢田貝中心の堅守光る 松江工ー隠岐、互角の戦いか 夏の高校野球島根大会

【Cゾーン展望】大社、守り勝つ野球健在 浜田、山田玲の登板に注目 石見智翠館、投打で戦力充実 夏の高校野球島根大会

【Dゾーン展望】開星が総合力でリード 立正大淞南、投手が充実 大東は磨いた小技生かせるか 夏の高校野球島根大会

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 Aゾーンで最も注目されるカードは、春季県大会、山陰大会で優勝した矢上と益田東の戦い。初戦の2回戦でぶつかる。

 矢上は技巧派の和田蒼太、的場櫂哉の両左腕、清水幌斎ら好投手がそろい、...