鳥取市の夏の風物詩「鳥取しゃんしゃん祭」が10月31日に開かれることが決まった。主催者の振興会が17日、発表した。会場は鳥取県立布勢運動公園陸上競技場(鳥取市布勢)で、無観客。予定していた14日の開催は、県東部で新型コロナウイルスの感染が拡大したため見送った。

 コロナの感染状況に応じた中止基準を設定。10月23日以降に、県独自のコロナ警報のうち、全県か県東部で3段階中最高レベルの「特別警報」が発令された場合は中止とする。圏域で病床使用率が50%以上か、入院率が25%未満が発令条件。

 祭りは例年、中心市街地で13日から3日間開く。昨年は新型コロナの影響で初めて中止。今年は内容を短縮し、1日で開く予定だった。 (岸本久瑠人)