松江城天守国宝10周年を記念したオリジナルフレーム切手を持つ日本郵便社員らと上定昭仁市長(左から4人目)=松江市末次町、市役所
松江城天守国宝10周年を記念したオリジナルフレーム切手を持つ日本郵便社員らと上定昭仁市長(左から4人目)=松江市末次町、市役所

 日本郵便中国支社出雲東部地区連絡会が1日、松江城天守国宝10周年を記念して作成したオリジナルフレーム切手を松江市の上定昭仁市長に贈呈した。

 さまざまな角度から撮影した写真や立面図などをあしらった。セットには、松江古志原郵便局の矢田恵課長代理(38)が松江城を題材に描いた、色鮮やかな黒板アートを掲載した。

 市役所であった贈呈式で、同連絡会の統括局長で松江殿町郵便局の江角直記局長が上定市長に切手を手渡した。

 矢田さんは「松江城天守のお祝いの気持ちを込めたので喜んでもらえるとうれしい」と顔をほころばせた。江角局長は「この機会に松江城に来て、切手を貼った手紙を全国に送ってもらいたい」と話した。

 6月23日に販売を開始し、すでに品薄という。110円切手10枚1セットで、税込み1650円。同支社が販売する。松江、安来の両市と海士、西ノ島、隠岐の島の各町、知夫村の郵便局計70局で取り扱う。

 (松本ひろ)