アメコミ生まれのヒーローが活躍する映画が次々と誕生、スクリーンを席巻している。人間らしい悩みを抱えていたり、チームを組んで闘ったりと、さまざまなパターンが生まれたが、そろそろ一回りしておなかいっぱいになってきた感もある。そんな中、スーパーヒーローの中のスーパーヒーローと言える「スーパーマン」が帰ってきた。今作は現実と地続きになっているかのような物語で、なぜヒーローものが描かれる必要があるのを語りかけている。

 映画は、スーパーマン(デイビッド・コ...