9月6日、東京都心に氷上競技の新たな拠点「東京辰巳アイスアリーナ」が誕生する。30年にわたって水泳の聖地として親しまれた東京辰巳国際水泳場(東京都江東区)が2023年3月の閉館後に改修され、都立初の通年型アイスリンクに生まれ変わった。

 スケーターの受け皿として期待される施設の運営を担うのはセントラルスポーツ株式会社(以下、「セントラルスポーツ」)だ。スポーツクラブなどを手がける同社で、東京辰巳アイスアリーナの施設長を務める伊勢秀一さんに運営に懸ける思いなどを聞いた。(共同通信=大島優迪)

 

 ▽年間約28万人利用想定

 1993年に開館した東京辰巳国際水泳場は、日本有数の競泳の拠点として国内外の主要大会で使用され、2021年の東京オリンピックでは水球会場となった。観客席の数が少なく、オリンピックの競泳の実施基準を満たさなかったためで、近隣に新設された東京アクアティクスセンターが競泳会場となった。

 東京アクアティクスセンターの建設と並行し、東京都は既存施設の有効活用のため、東京辰巳国際水泳場を同センターとは異なる機能を持つスポーツ施設として生...