若年層の新型コロナウイルス感染の増加を受け、島根県教育委員会が27日、県立高校35校と特別支援学校12校に、部活動の感染対策強化を通知した。週2日以上の休養日を設け、活動時間を平日90分、土日120分以内とすることを求める。全体練習終了後の居残りや、他校との練習試合も禁止とした。

 期間は30日から9月12日まで。私立の中学3校と高校10校にも要請した。

 コロナ禍での部活動について県はこれまで、部員同士の距離の確保や消毒の徹底を呼び掛けていた。具体的な休養日の日数や活動時間を指定するのは初めて。

     (佐々木一全)