転覆した海裕丸(境海上保安部提供)
転覆した海裕丸(境海上保安部提供)

 15日午前10時35分ごろ、出雲市大社町日御碕の日御碕灯台北東約14キロ沖の日本海で、同市の十六島漁港を拠点とする漁船「第六忠栄丸」(14トン)と、同市内に住む男性(52)が所有するプレジャーボート「海裕丸」(1・7トン)が衝突したと、漁船から境海上保安部に通報があった。海裕丸は転覆し、海に転落した所有者の男性が左腕などにけがを負った。漁船が男性を救助し命に別条はない。

 同保安部によると、海裕丸は現場付近で釣りをしている最中で、第六忠栄丸は漁を終えて十六島漁港に帰港する途中だった。漁船の乗組員5人にけがはなかった。当時、現場付近は晴天で西の風2メートル。視界は良好だった。