出雲市小境町の一畑薬師山上を発着点に26日、開催される「第47回一畑薬師マラソン大会」を前に、平田地区で活動する平田走ろう会が5日朝、コースを清掃した。
体操で体を動かした後、参加する選手に気持ち良く走ってもらおうと、沿道に落ちたペットボトルや空き缶、瓶などを1時間ほどかけて拾った。選手を待ち受ける名物の1138段の石段では、落ち葉を拾い集め、木の枝を払いよけた。ジョギングしながらごみ拾いする「プロギング」に取り組む参加者もいた。
平田走ろう会は平田地区を中心に20~80代の32人でつくり、2016年から毎年、大会前に清掃している。会員も大会に多数出場する予定で、有田伸之会長(62)は「選手の皆さんが気持ち良く走ってほしい」と話した。
(黒沢悠太)













