ノーベル化学賞に決まった北川進京都大特別教授らが開発した「多孔性材料」は無数の穴に物質を自由に出し入れできる材料だ。果物の鮮度維持から安全なガス貯蔵、二酸化炭素(CO2)の回収などにもつながる可能性を秘め、エネルギー・環境問題の解決への切り札として期待されてい...