バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは10月4、5日、アウェーで越谷に連勝し、開幕好スタートを切った。新戦力の攻守にわたる活躍とともに、チームの目指すスタイルが見えた。開幕戦を解説し、11、12日の昨シーズンの王者・宇都宮戦の見所を紹介する。
(編集局・舟越幹洋)
開幕戦は緊張する。「これからいよいよシーズンが始まる。どんなドラマが待っているのだろうか」と、思うとドキドキする。見ている私たちがこうなのだから、選手たちの緊張感は想像できないほどだ。開幕に向けて厳しい練習をし、戦術を練ってきた。チームの力が今、試されるのだ。選手は開幕の2試合をいい形で終えられると、ひと安心できる。2節からはやや落ち着いて、試合ができる。
レギュラーシーズンの60試合は長いが、最初の1試合も最後の1試合...