江津市内や近隣の小中学生らが仕事を体験するイベントがこのほど、江津市江津町の江津工業高校やパレットごうつを会場に開かれた。参加者400人は、ものづくりや医療看護分野など34のブースを訪れ、仕事の魅力に触れた。
NPO法人てごねっと石見が昨年に続いて主催。今年は共催の島根県公共建築品質確保推進協議会が中心となり、ものづくり人材を育成する江津工高を初めて会場とした。
江津工高での日本塗装工業会島根県支部ブースでは、子どもが支部会員の手ほどきで、専用ローラーを使って外壁用ボード(縦45センチ、横70センチ)に塗料2種類を塗った。島根電工のブースでは電気配線のスイッチと照明の配線をつなげて点灯させる工程を学んだ。江津工高の生徒による木工やアクリルスタンド製作もあった。
大田小1年の橘健太郎さん(7)は「ものをつくるのは楽しいので興味がより強くなった」と笑顔で話した。
パレットごうつでは、電動車いすを動かしたほか、包帯を巻く挑戦やプログラム、設計などのコーナーがあった。
(村上栄太郎)













