栽培したシクラメンを販売する生徒(右)=大田市仁摩町仁万、邇摩高校
栽培したシクラメンを販売する生徒(右)=大田市仁摩町仁万、邇摩高校

 【大田】大田市仁摩町仁万の邇摩高校で15日、生徒たちが授業で生産した農産・加工品の販売や学習の成果を発表する「邇摩高フェア2025」があった。花卉(かき)や野菜、市内外から取り寄せた名産品を並べ、住民や家族連れが楽しんだ。

 同校は総合学科に、農業とくらし▽みらいビジネス▽食とこども▽ひとと福祉-の4系列がある。フェアは各学年3学級、全校生徒244人で運営に当たった。

 会場は系列ごとに出店・展示し、シクラメンや白菜、ジャガイモなどの農産品は割安感もあって、午前10時の開会前から長蛇の列ができた。商業を学ぶみらいビジネス系列は、市・県内外から集めた食品や工芸品の売れ筋や隠れた逸品を50種類以上、計約1700点を陳列。幼児向けの手作りゲームやハンドマッサージの体験コーナーもあり、生徒一人一人がそれぞれの役割をこなして、来場者と触れ合った。

 フェアは、生徒たちが模擬会社を設立し運営に当たっており、売り上げや経費、損益も決算する。社長を務める来間彩聖さん(17)は「1500人の来場を目標に取り組んできた。フェアを通じて邇摩高校の学びを知ってもらえたらうれしい」と笑った。

(勝部浩文)