【鳥取】鳥取県特産の梨を通行人に配ってPRするため、鳥取商工会議所女性会(中井英子会長)が7日、鳥取市東品治町のJR鳥取駅北口で二十世紀梨を収穫した。例年より大きく育ったという。
特産品を観光客に広く知ってもらおうと鳥取商議所が2010年に2本植栽。会員11人がたわわに実った約300個を収穫し、ビニール袋に入れて通行人に手渡した。
受け取った中尾奏介ちゃん(4)は「切ってもらって家族で食べたい」と喜び、母の華代さん(36)=鳥取市富安2丁目=は「新鮮な物を食べさせてあげられるので幸せ」と話した。
女性会は11年に袋掛けや収穫を開始。例年、切り分けて観光客や通行人に振る舞っていたが、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、昨年に続き1玉ずつ配った。 (岸本久瑠人)