ゆりやんレトリィバァ初監督作品『禍禍女』(2026年2月6日公開)本ポスター (C)2026 K2P
ゆりやんレトリィバァ初監督作品『禍禍女』(2026年2月6日公開)本ポスター (C)2026 K2P

 ゆりやんレトリィバァが初めてメガホンを取った映画『禍禍女』(2026年2月6日公開)の本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁され、これまで謎に包まれていた作品の中身が映像としてがついに明らかとなった。

【動画】映画『禍禍女』本予告映像

 本作は、美大生・上原早苗(南沙良)を主人公にした恋愛×ホラー×復讐劇。「好きな人が、別の人を好きだった――」という、多くの人が胸のどこかに抱えている淡い恋の痛みから物語は始まり、やがてその感情は“最狂”の復讐劇へと暴走していく。“愛”と“狂気”が渦を巻きながらなだれ込み、ジャンルすら二転三転していく異色の展開が、今回の本予告で明かされた。

 穏やかな微笑みから一転、「私の方がかわいいやんか!」と嫉妬で悶える早苗。「スキなのは、私だけのはずだけど!」と迫力満点の表情を見せる寺本唯(高石あかり※高=はしごだか)の姿など、思わず共感ししちゃう(かもしれない)、恋心が狂気へと変貌していく過程を鮮烈に描き出す。

 また、アオイヤマダ、田中麗奈が見せる狂気の表情とは対照的に、前田旺志郎、鈴木福、九条ジョーら男性陣が恐怖に凍りつく姿も印象的。謎の霊媒師・斎藤工の存在も強烈なインパクトを残す。そして、物語をさらに狂わせ、恐怖を決定的に深めていく“謎の存在”が――。スキになられたら、オワリ。“禍禍女”とは、いったい何者なのか──。

 あわせて解禁されたのは、無数のハートのシルエットと、鮮やかなターコイズグリーンの目玉に熱い濃厚なキスをする女性が掛け合わされたなんとも衝撃的な本ポスタービジュアル。気を抜けば吸い込まれそうな漆黒の瞳に、乱れた長い髪の毛、そして真っ赤なマニキュアと唇。果たして、この女性が“禍禍女”なのか。口に入れられた目玉が意味するものとは一体!?