「忍ぶ川」は三浦哲郎が自らの恋愛から結婚までを描いた小説。政治の年、1960年安保の年の後半に発表された作品への芥川賞が私小説だったことは驚きだったが、それは昭和の名作として残る恋愛小説だった。「文学の恋」の連載の最後、同作の「志乃」のモデルである...
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