藤崎優衣さん(右)に記念品を手渡す坂田健一理事長=松江市西川津町、川津公民館
藤崎優衣さん(右)に記念品を手渡す坂田健一理事長=松江市西川津町、川津公民館

 松江市の松江学園通り商店街の新たなロゴマークが決まり、このほど、発表・表彰式があった。羽ばたく鳥をモチーフにしたデザインで、同商店街の広報などに使われる。

 同商店街は島根大の近くで、約100社が加盟する。地域おこしの一環として、島根大の学生も発案に関わった新コンセプト「ハネル ガクエン」のロゴマークを一般公募した。9点の作品が寄せられ、審査の結果、松江市在住の藤崎優衣さん(27)の作品に決まった。

 藤崎さんは育休中に公募を知り、上部に羽ばたく鳥、下部に人と人をつなぐ円を配した作品を考えた。これからさらに活気あふれる場所になってほしいとの思いを込めた。

 発表・表彰式で、同商店街振興組合の坂田健一理事長から、藤崎さんに商品券が贈られた。坂田理事長は藤崎さんの作品について「色合いも美しく、飲食店以外も多い商店街によく合っていた」と話した。今後、公式ホームページやポスターなどにロゴを活用し、商店街を盛り上げていくという。(岩田理子)